チャオ!てぃがです。
「東福寺(とうふくじ)」といえば京都でど定番の観光地。
境内の中にでっかい橋があって、渓谷まであるんです。お池にちょろっとかかってるような橋じゃないんです、でっかい橋です!
そんな歴史と風情、ダイナミックな風景をいっぺんに味わえちゃう場所、訪れてみたいと思いませんか?
この記事では、2025年の最新拝観情報やアクセス方法はもちろん、絶景写真スポットを徹底紹介していきます。
東福寺を訪れようと思っている人、写真撮るのが好きな人は見ていってくださいね~!
寺社・施設とは?歴史や特徴
東福寺は臨済宗東福寺派の大本山で、鎌倉時代に九条道家の発願で建立されました。寺号は東大寺と興福寺から一字ずつ取って「東福寺」と名付けられた由緒あるお寺です。
紅葉の見どころは、渓谷「洗玉澗」を中心に植えられた約2,000本ものカエデ。その多くが「通天楓」と呼ばれる唐楓で、葉の形が通常のイロハモミジと違うため、紅葉シーズンには独特の迫力が生まれます。
また、通天橋・臥雲橋・偃月橋という“三名橋”からそれぞれ異なる視点で紅葉を楽しめるのも特徴。さらに重森三玲が作庭した「八相の庭」を有する本坊庭園では、苔と石と紅葉のコントラストが芸術的な一枚を演出してくれます。
注釈: 差し込み写真位置 内容:臥雲橋から望む通天橋と紅葉 alt=”臥雲橋から望む通天橋と紅葉の絶景”
基本情報|アクセス・拝観時間・料金まとめ
京都の中でも特に人気のスポットなので、基本的にいつも混んでます。
ポイントを押さえて少しでも快適に訪れられるようにしたいですね。
アクセス
京都駅からも近いというのも、魅力であり混む理由でもありますね。
清水寺のある東山エリアと人気の伏見稲荷のあるエリアの中間程でしょうか。
清水寺や伏見稲荷と合わせて訪れるのもいいですね。

冒頭でも案内したとおり、京都中心部からのアクセスはとっても楽ちんです。
「東福寺」駅から歩いて向かうと10分ほどで着くことができますよ。
市バス利用
京都駅 → 市バス202/207/208系統 → 「東福寺」下車(約15分)
→ 徒歩約10分
観光急行バス利用(EX100/EX101)
京都駅 → EX100/EX101(約10分) → 「東福寺」下車
→ 徒歩約10分
電車利用(JR・京阪)
京都駅 → JR奈良線「東福寺駅」下車(所要時間約2分)
→ 徒歩約10分
駅から境内へ向かうまでの道も本当楽しいので、到着前からわくわくできちゃうスポットです。

ちょっとした小物を売るお店やお土産屋さんもちらほら。
車・駐車場情報
名神高速 京都南ICから約4km、京都東ICから約7km。
駐車場一応あるにはありますが…
そのため秋に東福寺を訪れる際は公共交通機関を利用しましょ。
拝観情報
東福寺は通年で拝観可能ですが、紅葉シーズンには時間や料金が変更されます。
拝観時間
4月〜10月:9:00〜16:30(受付終了16:00)
11月〜12月初旬:8:30〜16:30(受付終了16:00)
12月初旬〜3月:9:00〜15:30(受付終了15:30)
拝観料
通天橋・開山堂:大人600円/小人300円
本坊庭園:大人500円/小人300円
共通券(通天橋+庭園):大人1,000円/小人500円( 秋季期間は共通券なし )
特別拝観(ライトアップ・特別公開)
紅葉シーズンには夜間拝観や塔頭の特別公開もおこなわれていますよ~!
2025年の夜間拝観は「完全予約制」のため、狙ってる人は予約を忘れずに!
実施期間(2025年)
看楓特別拝観:11月15日(土)〜12月7日(日)
夜間ライトアップ:11月19日(水)〜12月7日(日)
拝観時間
昼:8:30〜16:30(受付終了16:00)
夜:17:30〜19:30(受付終了19:00)
拝観料
昼の特別拝観:大人1,000円/小人300円
夜間拝観(完全予約制):大人2,800円前後
特別公開の庭園・塔頭
龍吟庵(国宝方丈庭園)、普門院庭園などが紅葉時期限定で公開されます。
東福寺の見どころ・写真スポット
通天橋と洗玉澗
「錦の雲海」と呼ばれる絶景。
通天橋から眼下を見下ろすと、谷一面が赤や橙に染まります。
臥雲橋から通天橋を望む
臥雲橋から通天橋を額縁のように紅葉で囲む構図は人気。奥行きのある一枚が撮れます。


人気の撮影ポイントなので、人はたくさんいます。
偃月橋
混雑を避けて撮影したい人におすすめ。渓谷全体を静かに撮れるスポットです。

即宗院
普段は非公開ですが、秋季特別拝観時などに公開されることのある庭園です。
東福寺内での景観のようなダイナミックさとは対照的なわびさびを感じられる空間でした。

紅葉の見頃・混雑状況(最新版)
例年の紅葉ピーク(11月下旬〜12月上旬)
例年の紅葉ピークは11月中旬〜11月下旬。
モミジが谷を埋め尽くす景色は圧巻で、全国から観光客が集まります。
過去の傾向では12月上旬でも一部の紅葉が残りますが、もっとも美しいのは11月下旬ごろです。
2025年は遅め予想
2025年の紅葉は全国的に色づきがやや遅い傾向と予測されています。
そのため、東福寺の紅葉も11月最終週〜12月初旬がピークになる見込みです。
旅行を計画するなら11月下旬から12月初旬を狙うとよいでしょう。
特に12月初旬の晴れた朝は、落葉が始まった紅葉と苔の緑が調和する美しい景色が期待できます。
混雑ピークと回避のコツ
東福寺の紅葉シーズンは、京都でも屈指の混雑ぶり。
ピークは11月中旬〜11月下旬の土日祝で、通天橋付近では入場制限がかかることもあります。
午前10時〜正午は最も混雑するため避けるのが無難です。
混雑を回避するコツは、開門直後(朝8時前後)に入場すること。平日なら比較的ゆったりと紅葉を楽しめます。
また、紅葉のピークを過ぎた頃に訪れると、人出が落ち着きつつ見頃の名残を味わえます。写真撮影を狙うなら、曇天や早朝の時間帯を選ぶと余計な人影を入れずに構図を決められるのでおすすめです。
まとめ
東福寺の紅葉は、通天橋から望む「通天楓の海」と三名橋をめぐる立体的な景観が魅力です。
混雑は避けられませんが、時間帯を選べば静かな瞬間にも出会えます。
2025年は夜間拝観が完全予約制となるため、幻想的な紅葉を体験したい人は早めの手配をおすすめします。
それではまた!チャオ!