チャオ!てぃがです。
世界遺産・銀閣寺(慈照寺)の紅葉は「侘び寂び」の美が光る秋の名所。
紅葉の見頃、混雑回避のコツ、秋の特別拝観(東求堂・弄清亭)の詳細までまとめました。
アクセスは市バスより地下鉄+徒歩がおすすめです。
銀閣寺とは?東山文化と紅葉が織りなす絶景スポット
まずは銀閣寺の基本から。
足利義政が築いた「東山文化」を象徴する寺院で、国宝・観音殿(銀閣)や書院造の東求堂を有します。
秋は庭園や苔庭、白砂の造形に紅葉が映え、静けさの中で「侘び寂び」を感じられます。

銀閣寺の歴史と建築様式
室町後期に東山殿を寺院化。
国宝の観音殿(銀閣)と東求堂、さらに銀沙灘・向月台など独特の庭園意匠が特徴です。
池泉回遊式庭園は特別名勝・特別史跡に指定されているんですよ。
銀閣寺と紅葉の魅力
秋は白砂・苔庭・紅葉・借景の山々が織り成す色彩が楽しめます。
金閣寺の豪華さとよく対照されますよね。銀閣寺は「静の美」が際立つのが魅力です。
銀閣寺の基本情報|アクセス・拝観時間・料金まとめ
ここでは拝観に必要な基本情報をまとめます。紅葉シーズンは混雑必至なので、アクセスや時間を事前に確認しておきましょう。

アクセス
銀閣寺から徒歩10分ほどのところにバス停があるんですが、バス混むんですよね。
僕が行ったときは今出川駅から歩いていきました!
哲学の道などもあり、町のどこを歩いていても楽しいのが京都なので、ゆっくり散策しながら向かうのもおすすめですよ~!
市バス利用
京都駅前→(市バス)銀閣寺道 下車
徒歩約10分
地下鉄+徒歩
京都駅→(地下鉄烏丸線)今出川駅 下車
徒歩約20〜25分
京阪併用
京都駅→(JR奈良線)東福寺→(京阪本線)出町柳→徒歩またはバス→銀閣寺道 下車
徒歩約10分
車・駐車場情報
銀閣寺境内の駐車スペースは観光バス・タクシー向け。一般車は市営駐車場を利用するのが基本です。紅葉時期は周辺道路も渋滞するため、公共交通が安心です。
拝観情報(2025年版)
拝観時間(通常期)
3月1日〜11月30日 8:30〜17:00(最終入場17:00)
拝観時間(冬期)
12月1日〜2月末日 9:00〜16:30(最終入場16:30)
拝観料(通常期)
大人(高校生以上)500円/小・中学生300円
諸堂めぐり
通常は庭園・外観中心。内部公開は春・秋の特別拝観でのみ可能です。
【注釈】SWELLボックス:最新の拝観時間・料金は公式確認を推奨
秋季特別拝観・特別公開
銀閣寺は夜間ライトアップを行っていません。
その代わりに、秋には本堂や国宝・東求堂、茶室の弄清亭が公開される「秋の特別拝観」が実施されます。

実施期間(2025年)
2025年10月1日(水)〜12月7日(日)
※一部休止日あり(10月3日、10月21日)
拝観時間・受付・諸事項
各回開始:10:00/11:00/12:00/13:30/14:30/15:30(所要約30分)
受付方法:各回の約1時間前、本堂前に設置される申込表に名前を記入。当日申込順。
集合時間:拝観開始10分前に本堂前へ。
定員 :各回約20名/7名以上の団体不可
禁止事項:撮影・録音・メモ不可。素足不可。必ず靴下を着用すること。文化財保護のため厳守。

撮影やメモに夢中になって文化財を傷つけることがないように、っていう配慮ですね!
撮影できないと残念に感じるかもですが普段は見られない特別な文化財、是非五感で味わってきてください!



五感で、とは言っても食べたり触ったりはダメよ~!
拝観料(夜間特別拝観)
特別拝観料 2,000円(特別記念品付き)+通常拝観料(大人500円/小中学生300円)
小学生未満は不可(応相談の場合あり)
公開される堂宇・エリア
本堂(方丈)・国宝 東求堂・茶室 弄清亭。
庭園越しに見る紅葉や窓額縁の景観を体感できる特別な機会です。
銀閣寺紅葉の見どころと写真スポット|庭園・苔庭・銀沙灘
紅葉を最大限楽しむには定番スポットを押さえましょう。
銀沙灘と向月台を飾る紅葉
午後の斜光で白砂紋様が立体的に浮き、背後の紅葉が鮮やかに映えます。


観音殿(銀閣)と池に映える景観
池泉回遊式庭園の水面に観音殿と紅葉が映り込みます。無風の朝夕は特におすすめです。


山の遊歩道から見下ろす絶景
順路後半の高台からは銀閣・庭園・錦雲渓の紅葉が俯瞰できます。混雑時でも広角で収めやすいポイントです。


苔庭に散る紅葉の写真映え
苔の緑に赤黄の落ち葉が点描のように散り、静かな雰囲気を楽しめます。


銀閣寺紅葉の見頃・混雑状況2025|市バス混雑と回避策
紅葉の計画には混雑予測が欠かせません。
例年の紅葉ピーク
11月中旬〜下旬が最盛期。土日祝は午前10時〜15時が最も混雑します。
2025年の予想
2025年は例年よりやや遅め。11月下旬〜12月初旬が狙い目です。
混雑ピークと回避のコツ
朝イチの開門直後か閉門前が狙い目。平日は比較的空いており、写真派は朝、雰囲気派は夕方がおすすめです。
交通は地下鉄烏丸線+徒歩がベスト。市バスは長蛇の列になるため避けたいところ。
まとめ
秋の銀閣寺は「静けさの美」を堪能できる絶景シーズン。
紅葉のピークは11月中旬〜下旬。2025年は秋の特別拝観で東求堂・弄清亭も公開予定です。
混雑を避けたいなら朝イチか閉門前に、アクセスは地下鉄+徒歩ルートが快適。
侘び寂びの世界を体感しに、ぜひ秋の銀閣寺を訪れてみてください。
それではまた!チャオ!